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カート組み立て
2007年03月10日 (土) 08:22 | 編集
 高校生の新人ドライバーがカートを始めるということで準備を進めてます。
 シャシーの組み立て、エンジンの点検と調整。大好きな仕事ですよ。
 
 オレのところでは、メインにオーストラリアのカートメーカーのシャシーを扱っているんだけど、最近はイタリア製のカートを扱うことも増えてきてましてね、今回もそんな「安いのに高性能」とオレが認めた一台を作っているところ。
 これがですねえ、イタリアメーカーとオーストラリアメーカーの「こだわりの差」ってやつがですねえ、凄く違うんでいつも感心するんすよ。

 カートってヤツは、良くも悪くも欧州が本場で、なかでも主流はイタリアメーカー。
 ここんとこ数年の世界選手権のリザルトを見ても、イタリアメーカーが席巻しているんだけど、それは昔から変わらない事実。
 じゃあ、本場のイタリアのシャシーが「いいのか」っていうと、加工精度とか、こだわりとかは圧倒的にオーストラリア製の方が良いのよ。

 イタリア人って、こだわりのマイスター達が、こだわりのシャシーを作っているのは確かだし、技術力も、新開発能力も本場だけあって素晴らしいし、最新型のトレンドを作り出すのもイタリアだし、まあ流石は本場なのですがね。
 カート屋さんをやっていると、そうなあ、オーストラリアのカートを組み立てるのに要する時間の倍は必要とされるのがイタリアカートですわ。

 なんでかっていうと、まず寸法ってヤツがいいかげんなのよ。イタリアは。
 鉄パイプでできているカートに、組み立てようのボルトを通す穴があいているんだけど、こういう穴がまず合わないこと多し。
 どういう基準で開けているのか聞きたいところだけど、遠い日本の北の最果て北海道のカート屋さんとしては再加工して組み立てるわけだ。

 また。カートには様々なセッティングのために、取り付け位置などを変更できるようになっているんだけど、例えばステアリングシャフトの角度を上げたり下げたりできるんで、下げの方に付けようと思うとなにもかも全然合わない。
 フレームやらステーやらを加工してやらんとならん。ってー案配でね。

 きっとイタリア人的には「まあ、ちょっと加工すれば付くでしょ?」と簡単に考えているんだろうし、またカート屋さんってーのはそういう加工もお手の物じゃなきゃやってられないんですぐやりますけど。

 これがオーストラリア製の方はですね、なんの加工もなく、どれもこれもバッチリ寸法があって、アジャストなんかも一発なのよねえ。
 もちろん性能も劣る部分は全くないんだけど、残念なことに「本場のものじゃない」からさあ、カート界ではマイナーなのよ。

 まあレーシングマシンたるもの、やはり「イメージ」や「格」や「実績」が大切な部分でもあるんでござんして、その辺りはオレもよくわかるんっすけどね。

20070310082245
届いたばかりのエンジンを開けます


 今日はヤマハさんのエンジンが入荷、早速バラして点検。
 エンジンは新品の時にきちんと点検しないとね。
 バラすと加工精度とかが昔とはずいぶん変わってきていることに気がつく時もあるし。
 メーカーといえども間違って組み立てていることもあるし。
 どこのメーカーもコストダウンしようとしているから、ちょっと気になる部分がある時もあるし。
 今日のエンジンも、燃焼室周りのバリなどが気になったのでレギュレーションの範囲内で調整して組み立て直ししましたよ。
 ちいさな工夫が大きな差となって現れるのがレーシングの世界なんで、カートは特にいじれる部分が限られていて、その限られた部分が差になるんで楽しい時間です。
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