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ウラネタBBS 2009年1月号
2009年01月01日 (木) 15:22 | 編集
 新年あけましておめでとうございます。
 って、1月号の原稿だと年始の挨拶が欠かせないけど、原稿書いてるのは12月の中旬だからねー。ホントはメリクリなのよ(笑)

 2008年の1文字は「変」でしたねー。

 大変な1年、変化の1年、そして豹変の2008年でした。
 激動とか気楽に言えないような、凄い豹変をした世界経済。

 「ホンダF1撤退!」の大ニュースが世界を駆け巡ったのは12月5日のことでしたねー。 とうとう来たっていうか、驚き、落胆し、疑問視し、そして納得させられました。
 筆者のところに本田技研工業の広報部から『緊急記者会見』の案内が来たのは、その12月5日の朝9時。その一斉送信メールには「本日、F1レース活動についての緊急記者会見を開きます」と書かれていて、すぐに「こ、こ、こりゃただごとじゃないに違いない」と理解したっすよ。

 だってその朝はもう海外の情報筋からのニュースとして「ホンダ撤退の模様」という観測記事がたくさん流れてましたし、メールの内容があまりに簡潔で「あとは記者会見で」っていうオーラがバリバリ出てて、そう言う時はこの業界的に悪いニュースと相場が決まってるんっすよ。

 そのホンダ福井社長のF1撤退発表記者会見には、さすがは日本を代表する世界のホンダの発表だけあって、モータースポーツ体制発表会などの数倍の報道機関が詰めかけてましたねー。
 新聞もネットニュースもトップでの扱いでしたし、まさに世界中が注目する発表だったんでしょうけども、本当ならこういう場をF1の世界チャンピオンを獲得したときに開きたかったろうなーって思ったっすよ。

 世間では米国自動車メーカービッグスリーが破綻寸前の状況であるとか、日本のメーカーもレイオフの嵐で派遣切りや人員削減を進めているとか、あの優良企業のトヨタが年間販売利益のほとんどを失うのではないかとか、良くないニュースが毎日流れてますよね。
 そういう経済状況下で、F1に対するコミットをフェラーリの次に高いと自認していたホンダが、他のメーカーよりも先に撤退を発表したことに驚きの声が多いですね。
 つまり「トヨタとかルノーの方が先に撤退か縮小をするものだと思っていた」と。
 F1へ進出したばかりでまだ勝っていなく、部品メーカーなどへの原価意識の要求の高い「商売上手な」トヨタや、経費削減要求の厳しいカルロス・ゴーン体制下のルノーの方が他社に比べてF1から早く撤退するのではないかと考えていた人も多かったんです。

 でも現実にはホンダが一抜けしました。

 今、F1は大きな過渡期に入っていますね。
 現状F1にはルノー、メルセデス、BMW、トヨタ、フェラーリが09年以降の参戦を表明していますが、どのメーカーも今回のサブプライムローン問題に端を発する世界経済の不調の波に呑まれています。
 どの会社も苦しいはずなんっすよ、正直。
 F1を支える重要な資金であるスポンサーも、大手金融機関などを中心にエラいことになってるようで、このままじゃF1自体が成り立たなくなるという危惧が蔓延してきました。
 そもそもF1ってのは、自動車メーカー各社にとっては「広告塔」であり、世界中での開催時には「プロモーションの場」としての役割が大きな比率を占めてて、昔のように「レーシングの技術を市販車に生かす」という形骸化した部分の比率が下がってました。
 それはF1の例えば空力にしても、市販車が要求するものとはかけ離れた技術になってしまっているからです。

 エンジンの開発は止められ、コンピュータも共通化され、そもそも開発の必要性が求められる部分が減った中、それでもライバルに差をつけようと細かな部品一つ作るのにも大枚叩くのが常識化しているというのですね。例えば近年どのチームも採用しているホイルカバー。あのカバーはタイヤは回転してもカバーは回転しないで空力に役立ち冷却効率も上げるものなのですが、あるチームはあのカバーの開発に数十億円投じたと言うんです。ホイルカバーに数十億ですよ(笑)

 あまりに市販車の技術とかけ離れることはつまり、多くの自動車メーカーの株主達から見れば不相応な無駄使いに見えます。
 この厳しい時期にF1での無駄使いはこれ以上ムリだと判断されれば参戦を続けるのは困難になるのは、企業としての自動車メーカーの宿命です。
 だから将来の自動車にも生きる技術として、エネルギー回生システム(KERS=ブレーキング時のエネルギーを回収し駆動に使うものでエコの考えに立った新技術)をF1に導入しようと言う考えも示され、F1チームへの予算を削減しようと言う会社トップや株主達を納得させる方向性が用意されたりして。

 主管するFIAも、自動車会社をバックアップするつもりで考えた新技術だったんだけどKERS自体が、F1的にあまりにも開発に資金と時間が必要なことが分ってきたところに持ってきてのこの経済状況の悪化。とりあえず09年からの導入義務付けが解除され、緊縮予算での参加が可能な形式へ雪崩を打ったように変わって行こうとしています。
 共通エンジン、共通ギアボックス、共通コンピュータ、テスト日数激減、エンジンの6戦使用など、今までのF1のイメージとはかけ離れてでもシリーズを残していこうという方向で各チームの認識がまとまりつつあります。

 「やるなら徹底的に、勝つなら圧倒的に」かつてホンダの首脳が語ったホンダのフィロソフィーが、もう必要ない時代になるのかもしれませんね。
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