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名古屋紀行 エンジンテスト編
2008年03月27日 (木) 14:44 | 編集
今回の旅の目的である新型エンジン。


PRD-AVANTI RK125AEP


 現在のカート界が抱える問題点のひとつである「入門エンジンと上級エンジンには人気モデルがあるが、中級やベテランのドライバーが好む最適なエンジンがない」という点を狙った意欲作である。

 永遠のストックエンジンである「YAMAHA KT100」は進化してセル付き乾式クラッチ装備のモデルが過去からの技術的な伝承もあるので人気なんっすよ。
 そんでもって世界的なベーシックエンジンである「ROTAX 125FR MAX」というエンジンを使ったクラスも各地で大人気で、北海道でも近年台数が増えてるんですけどね。

 KTがだいたい156,000円+マフラー2万円=17万円程度
 MAXは上級なので、全部セットで367,500円で車載すると40万円程度

 KTでラップ40秒くらいのコースをまあレイアウトにもよるけどMAXだと34秒とかで走るんで、性能の差はめちゃ大きいわけです。
 価格も、性能も大幅に違うんで、KTからMAXへという流れが問題視されてたわけ。

 正直、KTで飽き足らなくなったドライバーでも、MAXを買うとなると出費が大きいからね。

 そこで開発中なのがこのエンジンなわけです。

 狙っているのは
「KT並みの低価格」
「MAXよりちょっと遅く、KTより全然速いパワー」
「そして最高回転を抑えたロングライフ設計」
「味付けはレーシーに、乗ってて楽しい仕様に」

価格は戦略的な実売189,000円で全込。しかも当初三ヶ月は100ccのPRDエンジンを40,000円で下取りするキャンペーンがあるので149,000円で買える設定。

 そしてテストチームはその他の要素を担当して味付けなどの研究を行ってました。



20080327092656.jpg


 テストチームは、サントレード会長を最高顧問に、若手テストドライバー2名、エンジニア2名(うち一人はあの伝説のチューナーであり、プロドライバーの松浦コウスケ選手のお父上である松浦チューナー)、エンジン広報担当のO氏、そしてワタクシ。

 持ち込んだマシン仕様は以下の通り。

 マシン1=イントレピッドMT01&高速仕様のAVANTI
 マシン2=イントレピッドMT01&デチューン仕様AVANTI
 マシン3=トニーEVX07&PRDファイヤーボール水冷

 タイヤは全てBS07で、重量などは可能な限り揃えて走行を繰り返した。

 テスト内容は以下の手順で進んだ
 ・基本的にディメンジョンは決まりつつあるのでロングランを中心に進行
 ・マシン1と2の同時走行での性能比較(対時間でのパワーダウンなど)
 ・マシン3(水冷)とのロングラン比較

 ・ターゲットエンジンであるKTやMAXとの混走での実比較

 それらを行いながら、排気温度などのデータ取り。

 午前中の瑞浪は全国屈指の高速サーキット。
 そして午後訪れた石野サーキットはいわゆる「箱庭カート場」で、全国にたくさんあるいわゆるカート場の体裁を持ったコース。

 そういう相反するレイアウトでの比較も行いました。

 オレもたくさん乗せてもらいましたあ。
 瑞浪で30ラップ。
 石野で40ラップくらいかな?

 サントレードさんとしては「ロングライフで速くて面白くて」という部分からマシン2の仕様が販売モデルに近いと言うことなんだけど、これで充分速い。

 いや、実際マシン1の仕様でだとMAXと変わんない速さになっちゃってて、それだと維持費が高くなるのは見えてますからね。
 でもレース屋が揃っているので、この速い方の仕様でも行けないかって、みんな考えたんだけど。
 いまはノートラブルで、速い方も行けそうなんだけどねー。
 でも10時間近く走行して来て、やっぱり速い方のエンジンが遅くなって来て、10時間時点だと双方の性能差が少なくなっちゃったのを見ると「エンジョイ派も使うエンジンとしてはデチューン版の方が結局楽しいだろう」ということに。

 オレも賛成でした。
 石野サーキットとかを走ってると、あっけなくKTを抜けて。その抜く時もストレートの半分くらいで抜き終わるくらい速いんだもんね。
 充分楽しいし。

 その後排気リストリクターを付けてみたりしての性能調整もテスト。
 これは使えますね。1ミリ単位で性能調整が細かく効くのもいい。吸気よりもごまかしが効かない。吸気だと上手いドライバーはごまかせるんだけど、排気はそれが効かんわ。
 コースによって、またはレースによって、排気リストリクターを数種類発売して楽しんでもらおうという企画も持ち上がってます。



んで、インプレッションっす。

 なんでわざわざ北海道から見に行ったのかといえば、サントレさんから「そこまでかわいがってくれるんでしたら、今度のテストぜひ見に来て下さい」と誘われたから。
 なんでも「日本一このエンジンに注文を言い続けたのがオレだった(笑)」らしいです。

 だってー、マジでKTとMAXだけになっちゃうの心配してたんだもん。
 両方とも素晴らしいエンジンですけど、KTじゃ物足りなく、MAXは高いという声を現場からたくさん聞いているんです。
 ユーザーの悲鳴に近い声とも言えます。
 MAXに似たようなエンジンは数種類出てるんですけど、どれも30万円オーバーの予算が必要で。子持ちのエンジョイカーターには手が出ないことも多いようです。

 だから「来ない?」って声かけられた時には即答でした。

 んで、行く以上はオレらしく、ホントはどうなのかキチンと見て来るつもりでした。
 んで、正直、感動的に楽しかったです。

 エンジンの性格的には「下から上までのパワーの出かたに癖がない」ので好感触。
 そして多少ミスしても立ち上がってくれる下のトルクがあって乗ってて楽しいです。
 また125ccならではのパワー感があるので、今回は15500回転くらいの最高回転で乗ったんですけど、もう充分な状態です。

 KTとの加速比較も自分が乗っている時にやってみたら、MAXでKT抜く時よりも全然簡単です。
 パワーが下からバババンと来るんで、圧倒的に速い感じで乗れます。

 そして特筆すべきはクラッチ。
 ピットアウトする時から軽くて、滑ってる感じ全然ない。
 これは楽しいわ。

 中間的な性能を狙ったわけだけど、いいところ突いたエンジンが出来そうですな。

 正直、パワー落とす方向って聞いた時は疑心暗鬼だったんだけど、実走して良かったです。

 全てのKT以上のドライバーにお勧めです。

 信頼性も見てきましたけどバッチリだったので、安心して使えそうですよ。

 提灯記事みたくなってやだけど、そんなつもり書くつもりは全然ないっす。
 テスト中も問題があったらどんどん言おうと思ったけど、楽しくてねー。

 でも現場では方向性に関してはたくさんアドバイスさせていただきました。
 ワンメイクで、KTのネクストステップで、MAX以前のカーターへどう奨めて行くか。
 そして信頼性をどのくらいのレベルで市場が求めているだろうか。
 たくさんディスカッションして、いい方向性になったので製品版が楽しみ。

 ちなみに、石野でKTより1.5秒は簡単に速く走れて、レコードタイムだと2秒以上は行けましょう。ちなみに昨日はKTのコースレコードが38.5秒の石野で、ユーズドタイヤで10時間走行のデチューンエンジンで37秒台前半コンスタントでした。

 KT(SL07タイヤ)が40秒くらいのコースでMAX(セミハイグリップタイヤ)は34秒とかで走るとします。
 AVANTIはそのコースをSL07で37秒コンスタントで走るイメージです。
 多分セミハイグリップだと35秒台後半は行ける性能を持っていますので、充分ですよね。

 そして注目の耐久性ですが、このエンジンは下回りは従来からあったエンジンのものを流用しており、問題点などはすでに潰されています。
 上周りが新規に開発された部分なのですが、高速仕様の方は先述したとおり10時間ほどでゆるやかに性能低下が起きています。
 対して市販近似(デチューン版)の方は、10時間経過していても当初と遜色ないタイムが刻めているのが驚きです。
 通常の2ストのシリンダーメッキなしエンジンですと5時間くらい乗ると普通に性能が落ちて来るものですが、倍くらいもつ印象です。
 これはとりもなおさず、回転を抑えて乗っているからでしょう。
 またエンジンの特性上回転を上げるよりも下げ気味(最高回転一万五千前後)で乗った方が速いようです。

 セルによる始動性も、寒い時期ですが問題なく。
 極めて短時間のクランキングで始動するため、バッテリーのもちも心配ありませんでした。

 またこのエンジンのポートタイミングだと、コンパクトコースでギアを掛けて行くと16000回転以上回ってしまうそうです。
 そこまで高回転に回してしまうと、比例して耐久性が落ちてしまうことが予想されるので排気リストリクターを推奨する予定もあるそうです。
 排気ジャバラのマフラー側に口径を狭くしたリストリクタ-を付けるとテキメンに性能調整が出来ることをテストで確認できたからです。
 その効果は吸気リストリクターよりも顕著で、細かなサイズで細かく最高回転のおいしい領域を設定できることがわかりました。

 だいたい最高回転を15500位に抑える形でのリストリクター装着を推奨したレースを提案して行く方向のようです。

ちなみに、瑞浪ではエンジン比較に傾注したオレでしたけどぉ~、生まれて初めて行った石野サーキットでの走行では、最後の最後にタイムアタックもしちゃったさ(笑)

初コースは苦手ではないんで、頑張ろうと思ったけど、石野サーキットってグリップ低い設定であまりプッシュするとタイム落ちるのよね。
んで、押すところは押して、引くところは引いてアタック!

昨年の全日本2位の選手のコンマ2秒落ちのところまでタイムアップしたところで終了。
まだタイム上がってた過程だったので、溜飲を下げましたぁー。
やなオヤジを続けるためにも、速さは残しておきたいもんね(笑)
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コメント
この記事へのコメント
バーレーン見れましたよ
UKの串を探して通したら、バーレーンは金曜フリー走行、土曜予選、日曜決勝は、見れましたよ。

ITVも英国以外からは見られないよう対策してるようですが、proxy UKでググレば、まだ抜け穴は見つかるようです。

いずれ次戦でだめになるかもしれませんが。
2008/04/07(月) 12:58 | URL | けんさわファン #lNfO8DXk[編集]
残念です
マレーシアの時は見れてましたよ。
うち見てました^^

マレーシアの時に開幕戦以降に知った人の分もアクセスが増えて対策が取られたのかも知れません。
2008/04/05(土) 21:15 | URL | HID #8l8tEjwk[編集]
ストリミング
残念ながら開幕戦の時のアクセスが想定以上に多かったのか、あるいは各地ローカルテレビ局からクレームが入ったのかわかりませんが、現状見られなくなったんですよねえ。

UKのアドレスを選択するようなので、UKプロキシなどを通すと見られる場合もあるようですが、画面は相当小さなものになってしまったみたい。

各局が同様の方法で見せてくれるようになればいいんですけどねえ。
ITVに出来るんだったら、他局にもできるはずなんだけど。
CMも流れてましたたしねー。(残念)
2008/03/30(日) 11:27 | URL | けんじぃ~ #BWgGc7Fk[編集]
訂正!!
ごめんなさい。
間違えたようです。
http://itv-80.vo.llnwd.net/d1/broadband/f1/simulcastPlayer.swf
このサイトはリンク切れになっていますが、ITVのHPでは、ライブ中継はやってるみたいです。

友だちに教えて貰いました。

でも、あのでっかい画像でストリーミングを見たい。。。。
2008/03/29(土) 20:11 | URL | 無名戦士 #-[編集]
ストリーミング停止
F1ストリーミングサイトですが、リンク切れになってしまいましたね。

マレーシアの時も写らなかったので、オーストラリアの後ITVが気付いて、対策を講じたのではないか、と思います。

恐らく、文字通り、「隙間」だったのでしょうね。

いつの日か、本当に、あのようなストリーミングが楽しめるようになるとイイですね。

けんさわさんから、バーニーちゃんにお願いしてみてください。
2008/03/29(土) 20:00 | URL | 無名戦士 #-[編集]
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